第2回大学世界選手権第4日は6月6日(日本時間7日)、メキシコのモンテレイで行われ、日本は米国に14―22で逆転負けし1勝1敗となった。米国は2連勝。日本チームの最優秀選手にはRB西村七斗(立命大)が選ばれた。


 日本は、7―13で迎えた第4クオーター残り1分に、RB西村のTDランで14―13と逆転。しかし試合終了間際、米国に勝ち越しのFGを許し、さらにキックオフリターンで試みたバックワードパスが前パスになる反則を犯し、そのボールをダイレクトでキャッチした米国選手にエンドゾーンまで持ち込まれた。米国は反則の適用を辞退しTDとなり、点差を広げられた。


 日本は日本時間の9日に、前回優勝で今大会2連勝の地元メキシコと対戦する。大会は日本、米国、メキシコ、中国、グアテマラの5カ国が総当たりで順位を決定する。


    1Q 2Q 3Q 4Q 合計
日 本  7  0  0  7 14
米 国  7  6  0  9 22


 〈大学日本代表・鳥内秀晃監督の話〉
 勝てるチャンスがあったので、非常に残念。最後に時間が残りすぎた。タイムアウトを使いながら時間をなくしていきたかったけど(西村の)TDランが一気に出てしまった。キックオフのボールは少し短くて、捕らせてはいけない選手に捕らせてしまった。いろいろと策があったが、全部失敗したのが痛かった。
 米国の選手はディビジョン2のメンバーであっても、スキルポジションに対してのタックルは厳しい。(FGによる)3点では厳しいので、TDを取るゲームプランだったが、勝負どころでやられてしまった。
 (米国に通用する部分を聞かれ)攻守のラインは十分にできている。オフェンスはランプレーが真ん中から出ていたからいけると思った。みんなよくやっている。守備は最高の出来だった。次のメキシコは(米国より)もっと組織化されているので、しんどい戦いになると思う。まだネタが残っているので、あらゆることをやりながら勝ちにいく。


 〈大学日本代表RB西村七斗の話〉
 最後のタッチダウンで勝てたと思い、その気のゆるみが負けにつながったと思う。アメリカ代表は、U―19の時と同じでスピードがあって強かった。(自分が)練習して体を大きくしてきたので、今年は少し大丈夫かなと思ったが、けっこうきつかった。
 ゲームのMVPは素直にうれしいが、試合に勝てなかったのが悔しい。メキシコ戦でもランを出して、絶対に勝ちたい。

【写真】第4クオーターにランでTDを挙げたRB西村=写真提供・日本アメリカンフットボール協会