アメリカンフットボールの第1回大学世界選手権第4日は5月8日(日本時間9日)、スウェーデンのウプサラで行われ、日本はスウェーデンに57―0で大勝し、3連勝とした。日本は、11日のメキシコとの最終戦に勝てば優勝が決まる。


 この試合の最優秀選手(MVP)には、6日の中国戦に続いてRB高木凌(京大出)が選出された。高木は10回のランで143ヤード、1TDをマークした。


 日本は第1クオーター2分31秒、K有輪七海(日大)の30ヤードFGで3点を先制。同5分12秒にRB高木の35ヤードTDラン、同8分50秒にQB石内卓也(関大)からTE西脇惇志(日大)への4ヤードTDパス、同11分55秒にはRB梅原駿(関大)の68ヤードTDランで24―0とリードした。


 第2クオーターは、RB小形亮介(明大)の10ヤードラン、QB荒木裕一朗(立命大出)からWR前田眞郷(関大)への43ヤードパス、QB岸村恭吾(関大)からWR木下統之(関大)への44ヤードパスで3TDを奪い、前半を45―0で折り返した。


 第3クオーターは無得点だったが、第4クオーターにRB小形の5ヤードTDラン、QB荒木からWR鈴木恵多(立命大出)への4ヤードTDパスで加点。守備陣は、3試合連続で相手の攻撃を完封した。


【大学日本代表・水野彌一監督(追手門学院アメリカンフットボール部総監督)の話】
 少しは警戒していたが、ディフェンスが非常に頑張ってくれた。オフェンスに関して言えば、パスがやや強引だった。今日のような出来だとメキシコにはやられるかもしれない。これまでの3試合のようにランプレーだけでは無理なので、どうしてもパスを使う必要が出てくる。もう少しパッシングゲームをうまくやる課題が今日の試合で出てきた。この2日間の練習とミーティングの中で、オフェンスコーチが修正してくれると思う。パッシングゲームの課題を克服できるかがメキシコ戦の鍵になる。


【大学日本代表RB高木稜の話】
 2回も(MVPを)受賞できるとは思わなかった。今日のスウェーデン戦は、ディフェンスが頑張ってくれたから勝てたと思うので、受賞は信じられない。自分の実力で走ったというよりも、前回の試合と同様にオフェンスラインの動きや、レシーバーのブロックが秀逸で、ものすごく走りやすかった。彼らの背中を見て走るだけだった。


 ▽試合結果(第4日終了)
5月2日 中 国0―47フィンランド
     スウェーデン0―62メキシコ
  4日 フィンランド0―84日 本
     スウェーデン41―0中 国
  6日 メキシコ53―0フィンランド
     中 国0―54日 本
  8日 日 本57―0スウェーデン

【写真】スウェーデンのWRからボールをかきだすLB太田=写真提供:日本アメリカンフットボール協会