アメリカンフットボールの第1回大学世界選手権第3日は6日(日本時間7日)、スウェーデンのウプサラで2試合を行い、日本は中国に54―0で勝ち2連勝とした。
 この試合の最優秀選手(MVP)には、2TDを記録したRB高木稜(京大出)が選ばれた。日本は8日にスウェーデン代表と対戦する。


 日本とともに優勝候補に挙げられているメキシコは、フィンランドを53―0で破り、こちらも2戦全勝。


 日本は試合開始のキックオフのボールを、WR鈴木恵多(立命大出)がそのままエンドゾーンに持ち込む75ヤードのリターンTDで先制。第1クオーター2分には、MVPの高木が42ヤードのパントリターンTD、さらに3分8秒にはLBケビン・コグラン(早大)が相手エンドゾーン内で抑えTDを挙げ21―0とした。


 第1クオーター終了間際にも高木の31ヤードTDランで加点。第2クオーターはWR岩松慶将(日大)の8ヤードTDランとセーフティーで得点した。


 後半に入っても試合は日本の一方的なペース。第3クオーターにK有輪七海(日大)が38ヤードのFGを決め、第4クオーターにはRB梅原駿(関大)、FB荒木勇人(近大出)がランでTDをマークした。守備陣は、中国に第1ダウン更新を一度も許さなかった。


【大学日本代表・水野彌一監督(追手門学院アメリカンフットボール部総監督)の話】
 (中国は)非情に果敢にプレーしていた。あれだけ点差が開いても、ゲームをあきらめずプレーしていたのは立派だった。今回の日本代表は、いいチームに仕上がっている。それはコーチのお陰。今日の課題はディフェンスバックがインターセプトミスをしていたこと。メキシコ戦では、そのあたりの出来が試合を決めるかもしれない。ビッグプレーをきっちり決めてもらいたい。


 【大学日本代表RB高木稜の話】
 中国を事前にスカウティングして、いろいろ情報を仕入れた上で戦った。予想以上に気迫のこもったプレーをされて、最初はどうなるかと思ったが、味方のブロックに助けられて、多くのタッチダウンを取ることができた。チームメートの信頼が一番助かった。MVPをもらえるとは思っていなかった。


 ▽試合結果(第3日終了)
5月2日 中 国0―47フィンランド
     スウェーデン0―62メキシコ
  4日 フィンランド0―84日 本
     スウェーデン41―0中 国
  6日 メキシコ53―0フィンランド
     中 国0―54日 本

【写真】スピードを生かして前進するWR梅本=写真提供:日本アメリカンフットボール協会