サッカーの元日本代表、J2横浜FCの「カズさん」こと三浦知良選手が、2月に50歳の誕生日を迎えた。
 誕生日と重なった開幕戦の取材には、海外メディアも含めて200人以上が押し寄せたそうだ。


 プロではないが、アメリカンフットボールでも50歳以上の選手が今も現役で活躍している。
 今年もシニアリーグの王者を決める「マスターズボウル」が、3月20日に富士通スタジアム川崎で開催される。試合は、安全に配慮したシニア独自のルールがあるが、基本的にフルコンタクトである。


 対戦するのはディフェンディングチャンピオン、関東の「Under 59ers(U―59)」と関西を拠点にする「OVER 40 Legenders」。互いにライバルと認め合うチーム同士が、今回も覇権を争う。


 U―59の最年長は58歳のQB鈴木隆之選手。日大時代、抜群のパス能力で年間最優秀選手の「ミルズ杯」を2年連続で受賞、社会人のレナウンでも日本一を経験したスーパースターだ。


 鈴木選手も三浦選手同様、後輩から「タカユキさん」と親しみを込めて呼ばれている。気取らない性格で、誰からも愛されるキャラクターが魅力だ。
 ただ、20日の試合の出場は微妙だ。タイトルが懸かる一戦だけに、司令塔役は元気な40代の〝若手〟が中心になるだろう。


 一度引退した鈴木選手に現役復帰を勧めた一人として、同世代の星の勇姿は何よりの励みになる。
 背番号「10」の出番は果たしてあるのか。本人は「サイドラインで声出します」と話すが、監督の粋な采配に期待したい。(編集長・宍戸博昭)

【写真】50歳を過ぎた今も、現役QBとしてプレーする鈴木隆之さん(右)と松岡秀樹さんの日大OBコンビ