華やかなクリスマスのイルミネーションが消えると、街は一気にお正月ムードになります。
 指折り数えて心待ちにしていたのは遠い昔ですが、今でも何となく気分が高揚する時期です。


 2016年もあっという間に過ぎました。この一年、試合会場や個別のインタビューでたくさんの人たちに会いました。
 勝者と敗者が存在するのは、スポーツの世界では当然ですが、悔し涙にシンパシーを感じるのは、それなりに年齢を重ねたからでしょう。振り返ると、敗れたチームに関する記事が目につきます。


 時代の流れを感じさせる、残念な出来事もありました。長年アメリカンフットボールファンに愛された専門誌「TOUCHDOWN」の休刊です。
 1970年8月の創刊から46年、8月30日発売の「568号」が最後になりました。


 年明けの1月3日には、恒例の日本選手権(ライスボウル)が東京ドームで開催されます。
 対戦カードは富士通―関学大。今回も社会人優位の構図は変わりませんが、例年になく学生王者・関学大に対する評価が高まっています。


 安定感のあるオフェンスライン、WRやRBといったスキルポジションの充実と鉄壁の守備陣。そして何より、今シーズンたくましさを増した攻撃の司令塔、QB伊豆充浩選手に期待する関係者は少なくありません。


 2012年8月に立ち上げた小欄、アメリカンフットボール専門ウェブマガジン「週刊TURNOVER」は来年、5度目の正月を迎えます。
 編集者の力量不足もあって、まだまだ改善の余地があるサイトですが、読者の反応が何よりの励みであり、支えでもあります。


 皆さま、穏やかな新年をお迎えください。(編集長・宍戸博昭)

【写真】ライスボウルに向け調整する関学大QB伊豆充浩選手=12月26日・兵庫県西宮市