関東学生リーグTOP8に所属する大学のホームページを見ていたら、中大がアメリカンフットボール部専用の学生寮を開設したというお知らせが目を引いた。


 「ラクーンズ・アスリートハウス」と名付けられた「合宿所」は、東京都八王子市のグラウンドから徒歩12分という好立地にある。
 住居として使用可能な部屋数は20あり、別途1階を改築して食堂兼ミーティングルームを作る予定だという。


 大学によってそれぞれ文化があるので一概には言えないが、同じ目標を持った学生が寝食を共にすることで団結し、競技力の向上につながる効果は確かにあると思う。
 中大の場合も専用の合宿所の開設は、1967年の創部以来の悲願だったとホームページに書かれている。


 中大は、弟分の附属高校の躍進とともに、大学も関東の上位を狙えるチームとして着実に力を付けてきた。
 期待された昨シーズンは2勝5敗で6位だった。1年時から注目されたWR松岡慶将選手(4年)は日大、レナウンで名QBとして活躍した松岡秀樹さんの甥っ子だ。


 学生は、ちょっとした環境の変化で飛躍的に伸びる可能性を秘めている。「同じ釜の飯を食う」ことで早大、日大、慶大といったTOP8の上位校との差を詰めることができるかもしれない。


 態勢が整った「ラクーンズ」は、9月3日に東京・アミノバイタルフィールドで、優勝候補・法大との開幕戦を迎える。(編集長・宍戸博昭)

【写真】八王子市に開設した学生寮「ラクーンズ・アスリートハウス」=中大アメリカンフットボール部ホームページから