過去、日本一に4度輝いた京大アメリカンフットボール部と京大は8月26日、一般社団法人を設立したと発表した。企業とのスポンサー契約を結べるようになるなど財源が確保され、チームの強化につながるという。
 スポーツ庁によると、大学の運動部が法人を設立するのは珍しいという。


 法人名は「京都大学アメリカンフットボールクラブ」で、同部の三輪誠司ゼネラルマネジャー(51)が代表理事を務める。趣旨に賛同した京大も社員となった。


 これまでは部が任意団体で企業との契約が結びづらかったため、年間約3千万~4千万円の寄付金を主にOB会や父母会などから受け取っていた。
 今後は法人が契約や寄付金を担当し、集めた資金を部に提供するため、安定した収入を得られるようになる。監査機能もあり、財務状況が透明化される。


 同部は1995年度を最後に日本一から遠ざかっている。西村大介監督(39)は「強くなるには一定の資金も必要。5年以内に5万人を集客するような試合を行い、いつかホームスタジアムを持ちたい」と話している。

【写真】一般社団法人の設立について、記者会見する京大アメリカンフットボール部の西村大介監督(左)と三輪誠司ゼネラルマネジャー=26日午後、京都市