生まれつき肝臓が丈夫なのか、アルコールに反応するγ―GTPの数値が低いこともあって、お酒は好きでよく飲む。


 ストレートな物言いが災いして友だちは少ないので、残念ながら一人で飲むことが多いが、それでも時々“お座敷”はかかる。
 最近は、この「TURNOVER」で以前取り上げた関東学生リーグ2部に所属するチームの部長さん、コーチの方たちから「近況報告」という名目でお誘いを受けた。


 大学の理解もあって、指導体制がどんどん充実するチームはやはり元気がある。トップチームでの指導経験が豊富なコーチは、さすがによく勉強していて、アメリカンフットボールを熟知している。
 自分たちの持っているノウハウを、いかに学生に伝えるかを語る口調は熱く、聞いている方もワクワクしてくる。お酒が進むとさらに冗舌になり、あっという間に時間が過ぎた。


 今週は、大学のクラブの後輩とも久しぶりに会い、おいしい焼き鳥を堪能した。
 メンバーに恵まれなかったシーズン、自らが嫌われ者になることで見事にチームをまとめ上げ日本一に導いた主将の苦労話は、何度聞いても飽きない。
 高校の監督をしているもう一人の後輩君は、日々成長する生徒の名前を挙げ「彼はきっと将来、日本のアメフト界を引っ張る選手になる」と、うれしそうに話していた。


 「あの時の僕たちのことを書いてくれた先輩の記事は、いまでも大事にとってあって、時々読んでは泣いています」
 キャプテン君の言葉にすっかり気分をよくした単純で分かりやすい先輩は、彼らと別れた後、雨の中一人次の止まり木を探し求めて街をうろつくのでありました。(編集長・宍戸博昭)

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