2015年度の日本一を決める第69回日本選手権(ライスボウル)は1月3日、東京ドームで行われ、社会人代表のパナソニックが学生代表の立命大を22―19で破り、8年ぶり4度目の優勝を果たした。
 最優秀選手に贈られるポール・ラッシュ杯は、10回のボールキャリーで1TD、88ヤードを記録したパナソニックのRB横田惇が獲得。敢闘賞には立命大のWR猪熊星也が選ばれた。
 同選手権の対戦成績は社会人の7連勝で21勝12敗。立命大は09年以来4度目の優勝はならなかった。


 試合は劣勢を予想された立命大が奮起して白熱した。第1クオーター3分30秒に、パナソニックは佐伯栄太の33ヤードFGで先制。同13分13秒には立命大が栃尾優輝の19ヤードFGで同点とした。第2クオーターは佐伯栄が43、49ヤードのFGを決め、9―3で前半を折り返した。


 パナソニックは第3クオーター7分4秒、RB横田惇の1ヤードTDランで加点。しかし、立命大は第3クオーターから第4クオーターにかけて2年生のエースRB西村七斗の13ヤードTDラン、栃尾の32ヤードFG、QB西山雄斗から猪熊への54ヤードTDパスで連続得点し逆転、一時19―15とリードした。
 第4クオーター13分29秒、パナソニックはQB高田鉄男がWR本多皓二へパス、そのボールをWR小山泰史へトスするスペシャルプレーで55ヤードのTDに結びつけ再逆転に成功した。
 立命大は最後まで食い下がり猛攻を仕掛けたが、試合終了間際に同点を狙った栃尾の49ヤードFGが失敗に終わり、追いつけなかった。


立 命 大  3 0 6 10=19
パナソニック 3 6 6  7=22


 【パナソニック・荒木延祥監督の話】
 前半、着実にFGを決めたのが大きかった。ディフェンスは自陣のゴール前でよく止めた。もっとしっかり勝ちたかった。


 【立命大・米倉輝監督の話】
 悔しいが、エンドゾーン近くまで行って(点を)取り切れなかったのは今の実力。点差は3点だが、その差はとてつもなく大きい。

【写真】立命大を下し喜ぶ横田(33)、QB高田(左から2人目)らパナソニックの選手たち=東京ドーム