全日本大学選手権決勝「第70回甲子園ボウル」は12月13日、阪神甲子園球場に3万3000人の観衆を集めて行われ、関西代表の立命大が関東代表の早大に28―27で競り勝ち、5年ぶり8度目の優勝を果たした。5年ぶり3度目の出場だった早大の初優勝はならなかった。


 甲子園ボウル最優秀選手と年間最優秀選手に贈られる「チャック・ミルズ杯」は、立命大のRB西村七斗が獲得。2年生でのミルズ杯受賞は、1994年の立命大QB東野稔以来史上二人目で、甲子園ボウルの最優秀選手との同時受賞は、2007年の関学大QB三原雄太以来9人目となった。
 敢闘選手には、早大のQB政本悠紀が選ばれた。


 立命大は14日に東京ドームで行われる日本社会人選手権(ジャパンエックスボウル)で対戦する富士通とパナソニックの勝者と、来年1月3日に開催される日本選手権(ライスボウル=東京ドーム)で、日本一を争う。


 試合は立命大のペースで進んだ。第1クオーター7分28秒、RB長谷川航平の3ヤードTDランで先制。第2クオーターは、エースRB西村の63ヤード、7ヤードTDランで加点し、一時21―0と大きくリードした。


 しかし、ここから早大が反撃。11分23秒にRB須貝和弘の61ヤードTDラン、14分54秒にはQB政本からWR岡田義博への73ヤードTDパスが決まり、1TD差で前半を折り返した。


 第3クオーターに入ると、早大が主導権を握った。K佐藤敏基の36ヤードFGと政本からWR諸口貴則への54ヤードTDパスで24―21と逆転した。
 立命大は第4クオーター開始早々に、QB西村雄斗がゴール前5ヤードからエンドゾーンに走り込み28―24。早大は、8分12秒に佐藤の38ヤードFGで1点差に詰め寄り、残り試合時間3秒に佐藤が逆転の52ヤードのFGを狙ったが、失敗した。


立命大 7 14  0 7=28
早  大 0 14 10 3=27

【写真】ミルズ杯を獲得した立命大RB西村(左)とミルズ氏