8月22、23日に学生リーグは中四国と北海道が開幕した。2009年に全日本大学選手権が新設され、それまでの関東と関西だけではなく、他の地方リーグにも同選手権決勝という位置づけになった「甲子園ボウル」への道が開けた。
 関東、関西との実力差はまだまだあるが、地方のリーグに所属するチームにとっては、それまでになかったモチベーションで試合や練習に臨むことができるようになった。


 関西では、関学大がリーグ6連覇と甲子園ボウル5連覇に挑む。関東は日大、法大、早大が中心の争いになりそうだ。
 「2強」を脅かす1番手は東海だろう。名城大を中心に、ここ数年レベルが上がっている。ライバルの九州は、今季も西南学院大が優勝候補の筆頭。中四国は広島大が初戦で好スタートを切った。北陸は9月6日に開幕する。


 北海道は伝統校の北大が開幕戦で辛勝した。8月29日に開幕を迎える東北は、今年も東北大が軸になりそうだ。
 試合環境は10年前とは隔世の感がる。人工芝での試合は珍しくなく、むしろ当たり前。泥田のようなグラウンドで、プレーする側も観戦する側も〝苦戦〟する時代は終わったようだ。


 4シーズン目を迎える「TURNOVER」は今季も、できる限りの試合結果を掲載する予定だ。同時に、開設当初から気になっていた地方の試合を取材する機会を作りたいとも思っている。
 全国を回るのは、マンパワーに限りがあるので残念ながらかなわないが、各連盟の皆さん、お邪魔した際はよろしくお願いいたします。(編集長・宍戸博昭)

【写真】8月23日に開幕した北海道学生リーグ=写真提供・グラビティフォトサービス