「富士通スタジアム川崎」(旧川崎球場)の完成を記念した「フットボールフェスタ」が4月5日、同スタジアムで開催され、日本代表1次候補選手が昨季日本一の富士通フロンティアーズ、アサヒビール・シルバースターとの合同練習を公開するなど、ファンと交流した。


 練習前には、7月に米オハイオ州カントンで開催される第5回世界選手権に向けて活動を開始した日本代表の森清之ヘッドコーチ(LIXIL)ら代表候補選手が記者会見。それぞれが3カ月後に迫った国際大会への抱負を語った。


 日本代表候補は5月23日から強化練習を開始し、81人から50人に絞り込まれる2次候補選手は6月3日に発表される予定。6月14日に富士通スタジアム川崎で行われるオール慶応ユニコーンズ・オールXリーグ混成チームとの壮行試合などを経て、7月1日に日本代表の45人が決定する。


【森清之ヘッドコーチの話】
 当たり前のことをやり切り、勝つための準備をしたい。(我々が目標とする)米国は、地元開催でレベルの高いチームを編成してくることが予想される。慣れないラウンドロビントーナメントで、米国だけでなくカナダ、メキシコといった強豪のことも考えないといけない。(1次候補として)選んだ3人のQBを2人にして、他のポジションの選手を入れる可能性もある。RBの選考が一番悩んだところ。国際試合で求められるRBは、国内での評価とは必ずしも合致しない。パスキャッチに優れ、パスプロテクションもできる万能な選手を選んだ。


【QB加藤翔平(LIXIL)の話】
 日本代表の45人に選ばれることが大前提だが米国、カナダに対抗できるレベルに持っていきたいと思う。


【WR木下典明(オービック)の話】
 前回は、カナダに負けて米国と対戦できなかった。アメリカンフットボールを日本でメジャーなスポーツにするために頑張る。気持ちの部分が大事だと思っている。


【WR林雄太(アサヒビール)の話】
 個人的にはまず最終選考の45人に残れるように努力したい。世界選手権に出られたら、ぜひ米国を倒して優勝したい。


【DL平井基之(富士通)の話】
 若いメンバーに負けないように頑張りたい。フットボールは一対一の勝負だけではない。スピード、コンビネーションで強い相手に対抗できる部分もある。

【写真】日本代表の森HC(中央)と、1次候補の(左から)WR林、QB加藤、WR木下、DL平井=撮影:Yosei Kozano、5日、富士通スタジアム川崎