関西学院の創立125周年を記念した、日米大学交流戦「レガシーボウル」は3月21日、大阪・キンチョウスタジアムで行われ、米国東部の名門アイビーリーグに所属するプリンストン大が、4年連続大学日本一の関学大に36―7で快勝した。


 14年前の対戦は27―25で競り勝ったプリンストン大は、大型の攻守ラインが試合をコントロール。着実なランと要所での的確なパスで主導権を握った。
 関学大は、新チームのメンバーを中心に今春卒業するRB鷺野聡ら4年生も加わって試合に臨んだが、第4クオーター10分34秒にQB伊豆充浩(2年)からWR前田泰一(1年)への7ヤードパスで1TDを返すのが精いっぱいだった。


 最優秀選手には、2TDパスを決めたプリンストン大のQBチャド・カノッフ(2年)が選ばれた。


プリンストン大13 13 10 0=36
関  学  大 0  0  0 7=7


 【関学大・鳥内秀晃監督の話】
 プリンストン大は攻守のライン、プレーのレベルが14年前とはだいぶ違っていた。形の上では止まっていたが、タックルできなかった。相手がアメリカ人だからといって言い訳はできない。気持ちの面を含めて、準備ができていなかった。下級生にとってはいい勉強になったのでは。我々には収穫の多い試合だった。


 【関学大QB伊豆充浩の話】
 準備が足りなかった。日本一になるために、もっと努力が必要だと感じた。関学のエースQBというポジションはプレッシャーもあるが、やりがいの方が大きい。先輩のQBと比べて自分に足りないのはリーダーシップ。チームを引っ張っていくためにも、私生活から意識して行動していきたい。 


 【関学大・小野宏ディレクターの話】
 プリンストン大は、普段の振る舞いも試合でもとてもスマート。前回の試合と比べてしっかり準備をしていた。サイズの差を生かせるようなフットボールをしていた。ライスボウルの時のレベルのチーム状態だったら、もう少し競った試合になったとは思う。シンポジウムなど、いろいろな交流プログラムを通じて、学生たちが何かを感じて今後に生かしてくれればいい。このイベントを実現するに当たって、各方面で協力してくれたOBに感謝したい。


 【プリンストン大ボブ・スーレース・ヘッドコーチの話】
 両チームともとてもいい試合をした。今日の試合に勝つために、大変な努力をしてきた。我々は、関学大が達成してきたことに対してリスペクトを惜しまないし、彼らはそれに値するチームだと思う。

【写真】要所で切れのある走りを見せた2014年度関学大主将RB鷺野(28)=撮影:山岡丈士、3月21日・キンチョウスタジアム