アメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝「第69回甲子園ボウル」(12月14日)で対戦する、日大(関東)と関学大(関西)が12月1日、舞台となる阪神甲子園球場で記者会見した。


 4年連続大学日本一を目指す関学大の鷺野聡主将(RB)は「4連覇というより、どうやって勝つかだけを考えている。泥くさくやりたい」と意気込んだ。
 一方、昨年9―23で完敗した日大の宮田直人主将(DL)は「去年の悔しさを思って1年間やってきた。それを甲子園で出すだけ」と雪辱を期した。


 お互いが試合に向けた抱負を一通り語った記者会見後の囲み取材では、両監督が本音を吐露した。
 まず、日大の内田正人監督がこう切り出した。「関学は結構汚いことをしてくる。ああいうのは、練習からやっているのだと思う。反則がうまい。普通の気持ちでいくと、太刀打ちできない」
 それを受けた関学大の鳥内秀晃監督はこう切り返した。「うちはルールの範囲内で指導している。そういうことを言うなら、向こうは外国人(の選手)が多い。今は人数などの決まりはないけど、来年はまた増えると内田さんが言っていた。おかしいと思う」
 ライバル対決は、早くも過熱してきた。


 大学日本一の座をめぐり、数々の死闘を繰り広げてきた東西を代表する伝統校同士の激突は、2年連続28度目。過去の対戦成績は、24年ぶりの優勝を目指す日大が16勝9敗2分けとリードしている。

【写真】「甲子園ボウル」で対戦する関学大主将のRB鷺野(左)と日大主将のDL宮田=1日、甲子園球場