関西学生リーグ伝統の「関京戦」が、10月25日に行われる。
 ここ10年で、ライバル関学大に大きく水をあけられた感のある京大は今季、開幕から3連敗。4戦目で同志社大からやっと今季初白星を挙げた。残り試合は関学大、立命大、関大と強豪との対戦が続き、入れ替え戦出場の危機に直面している。


 水野彌一前監督からチームを引き継いで3年目の京大・西村大介監督は今春、米国に渡り戦術や練習方法だけでなく、組織づくりのノウハウを学んできた。
 しかし、人材の確保という面でハンディを背負う国立の最難関大学では、本場の理論がなかなかチームの強化に直結しないのかもしれない。


 圧倒的不利の予想を覆して勝利した昨年の立命大戦。「ギャングスターズ」らしい気迫に満ちた試合運びが話題になった。
 自陣、敵陣を問わず4回の攻撃で第1ダウン更新を狙う。有利なフィールドポジションを得るために、第3ダウンでパントを蹴る。過去に京大が勝つために駆使してきた戦法は、いろいろある。いわば「生活の知恵」が生み出した苦肉の策ともいえる。


 舞台はこの時期ぐっと冷え込む京都・西京極。盤石の学生王者に対し、今年はどんな秘策を携えて試合に臨むのだろうか。(編集長・宍戸博昭)

【写真】昨季の「関京戦」、京大はパント体型からスペシャルプレーを連発するなど、王者関学大に奇襲を仕掛けた