日本のアメリカンフットボールの「ルーツ校」である立教大、明治大、早稲田大が、今年創部80周年を迎えた。
 1934年10月28日、当時立教大教授だった米国人のポール・ラッシュ博士が「東京学生アメリカンフットボール連盟」を設立。太平洋戦争が勃発し一時帰国した博士は、48年に再来日し、競技の発展に尽力しただけでなく、山梨県清里で酪農や西洋野菜の栽培などの開拓支援を行ったことでも知られている。
 立教大が初めて甲子園ボウルに出場したのは51年の第6回大会。関学大を19―14で破って優勝した。しかし、65年の第20回大会で関学大と優勝を分け合って以降、甲子園ボウルには出場していない。
 「最善を尽くせ、そして一流であれ」。博士の精神を受け継ぐ「ラッシャーズ」は、9月7日に関東学生リーグの初戦を迎える。相手はこちらも復活を目指す、第1回甲子園ボウルの覇者・慶応大。5月の対戦では24―51で敗れている。
 「今年は勢いがあるので楽しみ。初戦が全てでしょう」。60年代後半から70年代前半にかけて、名バックとして活躍した立教大OB網中恭二さんが心待ちにする開幕戦は、アミノバイタルフィールドで午後2時にキックオフとなる。(編集長・宍戸博昭)

【写真】立教大の主将で、エースRBの茂住。春の慶大戦では劣勢の中、独走TDを連発してチームを鼓舞した=撮影:seesway、2013年、アミノバイタルフィールド