中東のクウェートで開催されたU―19(19歳以下)世界選手権で、日本は参加8カ国中5位だった。優勝は米国で、前回敗れたカナダに雪辱し「本家」の威信を取り戻した。
 今回のU―19日本代表は、立命館の選手の活躍が目立った。5月の大学世界選手権でも、OBを含め「パンサーズ」の面々がチームの顔となっていたのが印象的だ。
 立命館はこのところ、関西学生リーグで関西学院の後塵を拝している。昨秋は、ライバルとの対戦を前に、気迫あふれる京大に足をすくわれた。
 秋のシーズンを控えた微妙な時期に、若手有望株の代表への派遣を躊躇した有力大学も、少なからずあったのではないか。その中で、あえて精鋭を代表に送り込んだ立命館には、敬意を表したい。
 U―19日本代表のオフェンスの中心として奮闘したQB西山雄斗、RB西村七斗、WR近江克仁の3選手はいずれも1年生。将来の立命館を支える逸材である。0―43で完敗した米国戦をはじめ、国際大会での貴重な体験は、今後に必ず生きるはずだ。(編集長・宍戸博昭)

【写真】U―19日本代表のオフェンスの要として活躍した立命大のRB西村と山嵜監督=写真提供:日本アメリカンフットボール協会