春季関東高校大会は6月15日、駒沢第二球技場で決勝を行い、日大三(東京1位)が早大学院(東京2位)に40―15で勝ち、5年ぶり6度目の優勝を果たした。
 関東高校大会は春と秋の年2回行われており、2010年の春から続いていた早大学院の連覇は8で止まった。


 第1クオーター、3点を先制された日大三は、QB渡邊綾介がフィールド中央付近から独走して逆転のTDを決めると、続くゴール前のチャンスでも渡邊が第4ダウンのギャンブルで自らエンドゾーンに飛び込み、追加点を上げた。その後も攻撃の手を緩めず、全国高校選手権(クリスマスボウル)4連覇中の王者早大学院から40点を奪って完勝した。
 早大学院は、守備が日大三オフェンスのスピードに翻弄され、攻撃もファンブルから2回のターンオーバーを許すなど、ミスが目立った。


 3位決定戦は、慶応(神奈川3位)が23―6で法政二(神奈川1位)を破った。


【日大三・漆間健夫監督の話】
 今年のチームはけんかをしながらお互いに理解するようになり、着実に成長してきた。2年生の中にも主力として活躍する選手が多い。伸びしろはまだまだある。このチームはもっと強くなるだろう。


【早大学院・箕浦秀一監督の話】
 (東京都大会と関東大会で)同じ相手に2回負けたことはとても悔しい。日大三に負けた現状をスタートラインにして、チームを立て直していきたい。毎年選手は入れ替わるので、連覇についてはそれほど意識していない。秋に必ずリベンジしたい。

【写真】日大三の攻撃を率いて関東制覇に貢献したQB渡邉=撮影:seesway、15日、駒沢第二球技場