社会人の東日本王者を決める「パールボウル」(23日・東京ドーム)で対戦するオービックと富士通が10日、東京都内で記者会見し、両チームのヘッドーコーチ、主力選手らが抱負を語った。


 トーナメントの決勝となる同ボウルには2年ぶりの出場となるオービックの大橋誠ヘッドコーチ(HC)は、「富士通は躍進しているチーム。われわれは春の取り組みの集大成をぶつけて、最高のフットボールをお見せしたい」と語った。


 一方、3年連続で決勝に進出した富士通の藤田智HCは、「チームのポテンシャルはまだまだあると思っている。王者オービックに対して挑戦者らしく戦って、いいゲームにしたい」と、昨季の社会人選手権の雪辱を誓った。


 現在、社会人Xリーグの2強といわれる両チームの対戦は、秋のシーズンを占う上でも注目の一戦となりそうだ。


【オービックLB古庄直樹主将の話】
 守備にとって米国人QB、RBとの対戦は特別なものだ。ボウルゲームで彼らと勝負できるのが楽しみ。今季加入した畑卓志郎をはじめとして、オービックの日本人QBの活躍にも注目してほしい。


【オービックDLケビン・ジャクソン副将の話】
 最高の舞台で強い相手と戦えることに感謝したい。IBMのQBクラフトと比較して、富士通のQBキャメロンは決して無理をしない選手。驚くようなプレーは多くないが、すきも少ないのでとても守りにくい。厳しい戦いになることは覚悟している。


【オービックDLビーティー・ジュニアの話】
 素晴らしい機会を得ることができて興奮している。われわれのディフェンスには困難な状況にも動じない強い信頼関係がある。とにかく最初から最後までハードにプレーすることを心がけたい。


【富士通DL岡本遥副将の話】
 昨年はオービックに負けてシーズンが終了した。4連覇している王者を止めるのはわれわれしかいない。オービックのOLは強力だが勝つ自信はある。


【富士通QBコービー・キャメロンの話】
 オービックは強い相手だが、自分が冷静にやるべき仕事をすれば勝つことができると思う。(相手のパスラッシュについて)必要以上に意識しすぎないことが大事だと思う。富士通のWRにはいい選手がそろっているので、彼らにボールを供給したい。


【富士通RBジーノ・ゴードンの話】
 最強の相手と戦うことで、フロンティアーズというチームがどのように成長できるのか楽しみだ。(オービックの守備は)簡単に突破できる相手ではないが、自分のベストの走りで勝利に貢献したい。

【写真】チームの主力を担う(左から)オービックのDLビーティー、ジャクソン、富士通のQBキャメロン、RBゴードン=10日、都内