将来米国の大学やNFLで活躍できる選手の発掘を目的に、6月に米国で開催される「NIKEコンバイン」に派遣する二人の日本人を決めるフットボールコンバインが5月17日、東京・東伏見の早大グラウンドで行われた。


 コンバインには13歳から18歳まで、フットボール未経験者を含めた24人が参加。テストでは最初に40ヤード走、パワーボール投げなどの基礎体力の計測が行われ、選ばれた約半数の選手がフットボールの実技テストへと移り、パスやランでアピールした。


 審査員はNFLヨーロッパでのプレー経験があるRB中村多聞さん、QB波木健太郎さんが務め、参加者たちに積極的にアドバイスしていた。
 25日に大阪のアサヒ飲料練習場でも同様のコンバインが行われた後、最終的な合格者が決まる。


【主催者・井上友綱さんの話】
 上を目指す米国人の選手は、小さなころからさまざまなコンバインやトライアウトをくぐり抜けてきている。まずは今回の機会を通じて、そういった文化も含めて有望な日本人選手に体感してほしかった。最終的に選ばれた選手たちには、1プレーでもいいからアメリカを驚かせてほしい。


【審査員・中村多聞さんの話】
 有望な選手がたくさんいた。これ(コンバインの種目)が全てではないが、攻略するのは大事なこと。自分がヨーロッパに行くことができたのも、40ヤード走のタイムが良かったからだ。彼らには他のスポーツも経験して、さらに成長してほしい。


【審査員・波木健太郎さんの話】
 QBに素晴らしい才能を感じさせる選手がいた。誰が選ばれても、この貴重な機会をいい経験にしてほしい。日本人NFL選手の誕生はみんなの夢。このような機会がもっと増えるよう、自分もできる限りのことをしていきたい。

【写真】フットボールコンバインを開催した井上友綱さん=撮影:seesway、17日、東伏見グラウンド