スウェーデンで開催されていた、第1回大学世界選手権が5月11日に閉幕した。日本は最終戦でメキシコに敗れ、3勝1敗で準優勝だった。
 本場の米国やカナダが不参加だったことで、いまひとつ盛り上がりに欠けた感はあるが、サッカーやラグビーに比べて国際試合が少ないアメリカンフットボールで、こうした大会に参加する意義は大きい。
 大学日本代表の監督を務めた水野彌一さんは、京大の監督として数々の実績を積み上げた「名将」である。
 6月で74歳。選手とは孫ほどの年齢差があるが、士気を鼓舞する説得力に満ちた言葉で、チームをまとめ上げたと推察する。選手たちが「カリスマ」と過ごした時間は、これからの競技生活で大いに役立つだろう。
 7月にはU―19日本代表が、クウェートで開催される第3回世界選手権に臨む。この大会には米国とカナダも参加する。大産大附属高校の山嵜隆夫監督が、第2回大会に続いて指揮を執る。真夏の中東を舞台に、「ヤングジャパン」がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。楽しみである。(編集長・宍戸博昭)

【写真】大学日本代表の水野監督と主将のOL服部(56)=写真提供:日本アメリカンフットボール協会