大型連休中は、東京の調布市にあるアミノバイタルフィールドにフットボール観戦に出かけた。最寄り駅は京王線の「飛田給」だが、一つ新宿寄りの「西調布」の方が、アップダウンが少ない分、歩くにはいいような気がしている。
 5月3日の試合は、日大が京大を圧倒した。スコアには全く興味がない。久しぶりに京大の西村大介監督と話をしたかったのだが、彼は米国で研修中ということで、今回の東京遠征には来ていなかった。
 代わりに指揮を執った前川護之コーチによると、渡米の目的はコーチングの勉強だけではなく、組織づくりのノウハウを学ぶためということだった。小手先のチーム作りではなく、「ギャングスターズ」を根本から立て直すということなのだろう。
 京大の復活は、そのままフットボール人気の向上につながる。秋のリーグ戦でそれなりの結果を残さなければいけないという「名門」の使命を感じながら、あえて春のシーズン中に渡米した西村監督が、どんな手土産を携えて京都に戻ってくるのか。
 おなじみとなった試合前の「行進」に感じさせる、京大の「ハート&ソウル」はそのままに、春とは別人のようなチームに仕上がってくることを期待したい。(編集長・宍戸博昭)

【写真】試合前練習で「行進」を行う京大の選手たち=3日、アミノバイタルフィールド