アメリカンフットボールの第67回日本選手権(ライスボウル)は1月3日、東京ドームに2万9564人の観衆を集めて行われ、社会人代表のオービック・シーガルズが学生代表の関西学院大ファイターズに34―16で勝ち、史上初となる4連覇を飾った。オービックは前身のリクルート時代を含め、最多記録を更新する通算7度目の日本一。関学大は3年連続で敗れ、12年ぶりの優勝はならなかった。
 同選手権は社会人の5連勝で、対戦成績を19勝12敗とした。最優秀選手には、2TDを挙げたオービックのRB原卓門(法大出)が選ばれた。
 オービックは第1クオーター3分46秒にQB菅原俊(法大出)からWR萩山竜馬(東北大出)への17ヤードTDパスで先制。第2クオーターに1TD、1FGを追加して前半を17―7で折り返した。
 後半に入ると、オービックは原、古谷拓也(関大出)のランを中心にした攻撃で着実に加点した。関西学院大は、第1クオーターに先制された後の攻撃ですぐさま同点に追いつき、スペシャルプレーで対抗したが、社会人のパワーと個人技に屈した。


【オービック・大橋誠ヘッドコーチの話】
 選手をたたえたい。いろいろなチームに目標にされることで、僕たちも強くなった。関学は、いろんな形で仕掛けてきた。予想どおり手強い相手だった。勝ち続けるのがシーガルズのフットボールだと思っている。


【関西学院大・鳥内秀晃監督の話】
 厳しい試合だった。相手が強いとオフェンス、ディフェンス、キッキングのすべてがかみ合わないと点差が開いてしまう。最後はブロック、タックルなど個人技の部分になってくる。ベンチワークの失敗もあったが、それがなくても結果は変わらなかったと思う。

【写真】史上初の4連覇を果たし、記念写真に納まるオービックの選手ら=3日、東京ドーム