日本アメリカンフットボール協会は12月10日、2014、15年に開催される三つの国際大会の日本代表監督を正式に発表し、「第1回大学世界選手権」(2014年5月1~11日・スウェーデン)の監督に前京大監督で追手門学院客員特別教授の水野彌一氏が就任した。
 「第3回U―19世界選手権」(2014年7月5~16日・クウェート)の監督は山嵜隆夫大阪・大産大付高監督、「第5回世界選手権」(アジア地区予選=2014年4月26日・アミノバイタルフィールド、本大会=2015年7月4~18日・スウェーデン)の監督は第4回大会に続いてXリーグ鹿島の森清之ヘッドコーチが務める。


 水野彌一監督の話 来年5月、大学生のアメリカンフットボール世界大会が行われることになり、監督を務めることになりました。どんな試合もやるからには楽しいかどうかではなく、勝利を目指し厳しく戦うべきです。小生は外国チームとの対戦は京都大学がハーバード大学と試合をして以来ですが、今回は国際試合の経験の豊富なコーチが多く心強い限りです。体格で劣る相手も技とスピードで挑戦するつもりです。選ばれた選手諸君も日本フットボールの代表である事を自覚し、ベストを尽くしてくれるものと期待しています。


 山嵜隆夫監督の話 世界への挑戦は今回で3度目となります。第1回大会では「アメリカを倒して世界一になる」という目標を掲げながらも「どこまで戦うことができるだろう」というのが正直なところでした。どこかで、「世界一になるのは夢かもしれない」と思っていたのかもしれません。しかし、2回の大会で世界の強豪と互角以上の戦いをし、十分手応えを感じました。「世界一」は夢ではなくなりました。今回は本気で「世界一」を狙います。


 森清之監督の話 「日本代表」に関わる人や組織は多岐にわたり、バックグラウンドや立場はそれぞれ異なります。それを限られた時間の中で「チーム」にしていかなければなりません。複雑かつ限定要因が多い中で、文字通り日本を代表する選手やスタッフの個々の力を最大限に活かしきることが監督としての大きな役割のひとつであり、そのために重要なのは、勝つために必要な当たり前のことを当たり前にやる、という極めて平凡なことです。ただ、その平凡なことをいかに非凡なレベルで行うかが更に重要で、これが約1年半後に迫った世界選手権での王座奪還の鍵となると考えます。

【写真】「第1回大学世界選手権」の監督に就任した追手門学院客員特別教授の水野彌一氏