世界中の女子アメリカンフットボール選手が一堂に会する第3回「Women’s World Football Games」が現地時間3月1日から6日まで、米ルイジアナ州ニューオーリンズにある、NFLセインツの練習施設で開催された。


 昨年よりも規模が拡大し、日本、米国、ドイツ、スウェーデン、カナダ、フランス、ノルウェー、ロシア、オーストリア、ブラジル、中国、デンマーク、フィンランド、スペイン、英国、ハンガリー、チェコの17カ国から224人が参加して、技術の習得とともに親交を深めた。


 日本からは「Tokyo BLAZE」の仲澤玲奈(RB)、元法政大学トマホークススタッフの中村さつき(K/P)、「Seattle Majestics」の金髙恵美(DL)の3選手が参加した。


 各ポジションとも初級、中級、上級にグループ分けされ、全くの初心者から20年近い経験を持つ選手まで、それぞれのレベルに合わせた練習メニュー、スクリメージが実施された。


 また、今回のイベントでは、プレーヤーデベロップメントの時間が設けられ、キッカーコーチで隻腕キッカーのニック・ガットー氏、NFL初の女性コーチ、ジェン・ウェルター氏、カレッジ経験の無い元NFLプレーヤーのマイケル“ビアマン”ルイス氏、セインツの栄養士のジェイミー・ミークス氏がそれぞれの経験と知識を披露した。


 イベント最終日にはレベル毎に「ブラック&ゴールド」、「ホワイト&ゴールド」に分かれ、計3試合が行われた。それぞれが練習の成果を発揮し、いずれも好ゲームであった。
 選手だけでなく、審判員も全員が女性だったことは、今後の女性の躍進を期待させるものであった。


 6日間を通し、NFLチームが使用している施設でフットボールに集中できる環境で貴重な経験ができたことは、各選手の今後に大きく影響することだろう。(リポート・金髙恵美)

【写真】2試合目のゲームキャプテンを務めた金髙恵美選手(67番)=写真提供・金髙恵美