NFLはこのほど、来年2月7日に開催される第50回スーパーボウルのメディアデーを「スーパーボウル・オープニングナイト」として2月1日の月曜夜に開催すると発表した。


 メディア・デーはスーパーボウル直前に行われる取材陣向けのイベント。スタジアムやアリーナでスーパーボウルに出場する2チームの全選手やコーチ、オーナーなどが出席し、それぞれ1時間ずつ取材を受けるセッションをメーンとするもの。
 毎回2000人を超える報道陣が集まる。その報道陣だが、レギュラーシーズンなどのような地元メディアやスポーツメディアだけでなく、エンターテインメント系メディアなども参加し、なかにはコスプレまがいの扮装でジョークとしか思えない質問をするリポーターが現れるのも恒例となっている。


 近年スーパーボウル前の一種のお祭りイベントとしてファンやメディアの間で注目度が高まっていた。それを受け、数年前からは火曜午前の開催にも関わらず観客席にファンを入れる集客イベント化されてきたのである。
 入場したファンにはラジオなどのお土産が配られ、ファンはラジオでインタビューのやりとりを聞くことができ、チアリーダーのパフォーマンスなども見られる。前回のチケット代は28・5ドルだった。


 それが今回月曜夜、つまりプライムタイムに移されたのである。テレビ中継を意識した移行で、前回のオーナー会議で議論されたと広告業界などで話題となっていたが、今回正式決定された。


 会場となるのはカリフォルニア州サンノゼにあり、NHLシャークスが本拠地とするアリーナ、SAPセンター。ちなみにサンフランシスコからサンノゼまでは車で片道1時間半以上かかる。
 時間は現地西部時間の17時から20時まで、東部時間では20時から23時までだ。最初のチームインタビュー時間は現地17時15分から、もう一方のチームは19時からそれぞれ1時間に設定されている。


 また、今回スポーツ飲料のゲータレードが冠スポンサーについており、正式イベント名は「スーパーボウル・オープニングナイト・フューエルド・バイ・ゲータレード」となる。
 ドラフトやコンバインなどゲーム以外のさまざまな年中行事を人気イベント、収益イベント化してきたNFLに、また一つ彩りが加わった。


渡辺 史敏 (わたなべ・ふみとし)のプロフィル
1964年生まれ。明治大卒。雑誌編集者を経て1995年に渡米。ニューヨークを拠点にNFLやサッカーなどスポーツ、ITの分野で取材・執筆活動を行う。2014年4月に帰国。フリーランスのジャーナリスト活動を行う他、NFLの日本窓口、NFLジャパンリエゾンオフィスのPRディレクターに就任。

【写真】スーパーボウル恒例の「メディアデー」には、世界中から報道陣が詰めかける=写真提供・NFLジャパン