来年2月7日に、米カリフォルニア州にある49ersの本拠地「リーバイス・スタジアム」で開催される第50回スーパーボウル。この試合の全米テレビ中継でのCM1回(30秒)の放送権料が500万ドル(約6億円)の大台に乗った。放送を担当する4大ネットワークの一つ、CBSのレスリー・ムーンベスCEOがこのほど明らかにした。


 毎年高い視聴率を獲得することで知られるスーパーボウルのテレビ中継は、世界一CMの放送権料が高いことでも知られる。
 今年2月1日開催された第49回大会では、CM放送権料がこれまで最高の450万ドル(約5億4000万円)となったが、中継の平均視聴者数はアメリカのテレビ史上最多の1億1440万人を記録、平均視聴率も49・7%だった。


 ムーンベスCEOは、スーパーボウルが「史上最も儲かることが証明された」と語り、さらに消費者の購買意欲が戻り、それが広告主を刺激していると指摘している。


 また来年のスーパーボウルは50回という節目の大会であり、これまで以上に注目度が高いこと、さらに初めてインターネットのライブ・ストリーミングでテレビと同じCMが配信される方針であることなどがCM枠の販売を強気にさせていると思われる。
 シーズンはまだ開幕前だが、ビジネスでは既に熱い攻防が展開されているようだ。


記事提供=「NFL Japan BIZ」
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渡辺 史敏 (わたなべ・ふみとし)のプロフィル
1964年生まれ。明治大卒。雑誌編集者を経て1995年に渡米。ニューヨークを拠点にNFLやサッカーなどスポーツ、ITの分野で取材・執筆活動を行う。2014年4月に帰国。フリーランス・ジャーナリスト活動を行う他、NFLの日本窓口、NFLジャパンリエゾンオフィスのPRディレクターに就任。

【写真】50回の節目を迎える今季のスーパーボウルは来年2月、49ersの本拠地「リーバイス・スタジアム」で開催される=写真提供・NFLジャパン