「タモン15年ぶりに体重二桁に減量プロジェクト」は軽く停滞しておりまして、111キロをマークした先週から変わらず最軽量時で111キロです。
 多い時で113キロをウロウロしています。しかし、このままくじけずに頑張っていきたいと思います。


 さて、いよいよ秋のシーズンが始まりました。僕がRBをコーチしているノジマ相模原ライズと早稲田大学も、今週末が初戦となり、練習にも熱が入ります。
 フットボールは、分析あってこその競技であることは読者の皆さんはご存知でしょうが、日本では初戦というのは相手チームの情報が何もないままに始まってしまいます。


 アメリカのNFLですと、プレシーズンゲームという、いわゆるオープン戦がシーズン前に組まれています。
 各チーム4試合(例外があるかどうか知りません)やりますので、今シーズンに対戦がある相手チームの戦い方を映像でチェックして分析できるのです。
 しかし社会人も学生もシーズン前にそのようなオープン戦は自主運営で行われることがしばしばあるだけで、ビデオなどの流出は禁止されることがほとんどです。


 NFLと違い、けが人の情報なども公開されませんので、本当に何もわからない状態で戦うのが「第1節」なのです。
 1チームに4人だけ登録できるアメリカ人選手の調子や運動能力などは注目の的ですが、まるっきり謎のままです。
 近年の社会人リーグではこの第1節から優勝候補の強豪同士が当たってしまうカードが組まれており、各チーム大変苦労をされていることでしょう。


 今シーズンでいうと、既に終わった富士通―LIXILとオービック―IBM(9月5日・東京ドーム)が該当します。
 中立なファンは、勝敗が予想できないカードが見られてとてもうれしいのは間違いありません。もちろん後半になればどこが優勝するのかわからない混戦になります。ならなければそもそもリーグの存在意義がなくなります。


 なおかつレギュラーシーズンはたったの6試合しかありませんので、情報の全くない状態で力を出し切れていないカードは面白さや深みがありません。
 ただ、昨シーズン成績上位9チームが「勝敗の予想しづらいカード」を戦うのは各チーム平均4・2試合以上(タモン式ランニングバック養成所調べ)となっています。
 これは昔の倍以上の数値ですので、面白いシーズンである事は保証されています。何度も言いますがその分戦う側は大変です。


 プレーオフ制度がバージョンアップして試合数が昔より少し増えてはいますが、ライスボウルの日程が決まっているだけに全てを少しずつ前倒しにせざるを得ません。
 オープン戦2試合ほどをお盆あたりに設定すると、7月初旬には本格的にシーズンインしないと間に合わないので、6月半ばのパールボウルやグリーンボウルが邪魔になるなど、枠組みの問題もあるので、リーグの大幅なモデルチェンジはとても難しい問題です。


 そこで、僕の考えた新リーグ構想(図)を披露します。リーグは社会人9、学生8の合計17チームで構成します。
 5月から8カ月かけて総当たり戦で各チーム16試合ずつ。そして甲子園ボウルは学生8チーム中で勝率1位と2位が対戦します。ジャパンエックスボウルも、同じく社会人の勝率1位と2位が対戦し、ライスボウルはもちろんその勝者同士が戦います。


 地方リーグや2部リーグなども全てのリーグが同じ形でリーグ戦を行い、年度末に入れ替え戦を実施することで、日本中全ての加盟チームにライスボウルへのチャンスがあるというものです。


 これをもっと真面目に考えてお客さんの入る仕組みにして、学生からは毎年数人の選手がNFLにドラフトされる時代到来点…なんて無理ですね。そんな「双六(すごろく)」でも作って勝手にやっときます。


 僕が指導している選手たちが、フットボールで素敵な思い出を作れるかどうかが心配です。結果はあっという間に出てしまいます。
 前にもここで書きましたが、楽しみだけど心配で心配で試合を見ていられません。けがのないように、そしてしっかり実力を発揮できるようにサポートしていきたいと思います。ガンバレみんな!

【写真】教え子の活躍を楽しみにしている中村多聞コーチ(中央)=写真提供・早稲田大学アメリカンフットボール部