僕は「努力コンテスト」という競技は聞いたことがありません(注1)。ところが最近は努力を猛アピールする人がずいぶん多くいるように感じます。お勉強の試験でも、運動の試合でも、たいていは当日にそのルールに基づいて勝敗や合否が決まるようになっているのが普通です。
 ですから、「頑張っている」とか「頑張ったのに」というセリフは全く不要だと思います。結果は努力の量で変化しますが、勝敗や合否に努力は考慮されません(注2)。


 「普段はできるのに」「練習ならうまくいくのに」(注3)というのもよく聞きますが、コレは大きな間違いで肝心な時にできなければ、それは「できない」ということ(注4)なのです。努力コンテストであれば、日頃の成功回数もポイントとして加算されるでしょうが、試合や試験は「一発勝負」。その時に「できた」か「できなかった」か。それだけ。
 現役選手が本日の鍛錬内容をウソかホンマか知りませんがウェブで発表しています。本来の発表会は試合会場。トレーニングセンターでオモリを何回上げたか(注5)、トラックを何周走ったかを発表するために余力を残すなら気絶するまでやればいいのに。


 試合で相手を圧倒するのが目的なのに、鏡に映る自身の「ビューティフルマッスル」を知人、友人、女の子に自慢(注6)したいだけなのかな? でも、本当はデッカイ試合で活躍しまくるのが一番カッコいいって知っているはず(注7)。
 寝転んでオモリ上げてても、試合で必ず活躍できるワケじゃないから、スポーツは難しくて面白いわけで。やらなきゃいけないことは他にも山ほどあるんだから(注8)、周りに期待だけさせて結局は失望させる遊び、そろそろ終わりにしまへんか。


 「相手が誰だろうとブチのめす。会場から泣いて帰るのは俺たちじゃなくあいつらや」―と言うためには、会場内の誰よりも自信がないと発せられないセリフですわ。やって来たことと今日できることに、自分が責任取れる言うことやん。もう他人任せはヤメて腹くくりなはれや。(注9)


(注1)聞いたことないけど何かこの言葉が頭の中から出てきた
(注2)求める結果に見合った量と質を間違わずに努力をしとかなアカンで
(注3)練習の時だけうまいヤツのことを「練習パンチ」と言うそうです
(注4)できるかできないかの判断は練習時ではなく本番でやってください。練習はあくまでも練習ですわ
(注5)そんな軽くてそんな量しかやってないからスグにスマホを操れるんやで。鍛錬時は息が切れ意識がモウロウとしてないと効果出ませんよ
(注6)合コンでの勝率が目的ならコレでOKですが、ライスボウルリングが目的なら己の練習内容や量を顧みると、公の場で人様に言えるような内容でなかったことに気付きます
(注7)分かっているけど逃げてんねんやろな。しんどいから。一生逃げとけ。ほんで「昔はワシも日本一を争うようなチームで活躍しとったんやで〜」って自慢して嫌われモンになっとけ
(注8)栄養や体のこと、作戦や仲間のこと、体力面も技術面も精神面も勉強と鍛錬をリーグでイチバンしまくらなアカンねん。いくら時間があっても足りるもんじゃありませんわな
(注9)ちょっと気合い入りすぎたな

【写真】中村多聞さんが尊敬して止まない山口敏彦さん(左)と粳田盛さん