今季、JFL3連覇を狙うアマチュア王者が藤枝MYFC、アスルクラロ沼津とJ3のクラブを破って出場権を手にした。
 予選決勝は大雨の影響で滑りやすいピッチでも、短いパスをつなぐチームのスタイルを崩さずにペースを握り続けた。0-0の後半43分、決勝点を奪ったのは途中出場のFW古橋達弥だった。「うまくミートできた」とチーム最年長37歳が大仕事。準決勝の藤枝戦では高卒2年目のFW遠野大弥が2得点と活躍し、井幡博康監督は「若手の底上げでチーム内の競争が激しくなっている」と手応えを感じている。
 2年前の天皇杯は松本山雅FCなど3つのJクラブを下して16強入りし、旋風を巻き起こした。主将のDF鈴木雄也は「チームの特色に個の速さと強さが加わっている。プロアマの真剣勝負が楽しみ」と目を輝かせる。サッカー王国静岡の復権へ、HondaFCが全国舞台で存在感を示す。