2010年に総理大臣杯を制して大学代表として出場した第90回大会以来の天皇杯。東京都代表を決める都トーナメントは準決勝で東京武蔵野シティFC、決勝は東京ユナイテッドFCに、ともにJリーグ昇格を目指すチームに勝ち、自信を深める。
 東大学リーグ1部に復帰した2014年シーズン以降、下位低迷が続いたが、今季はひと味違う。4月の開幕戦は黒星ながら、リーグ戦と並行して行われた都トーナメントを含め、1失点した決勝まで5試合連続の完封勝利。精度の高いキックをみせるMF中原輝、高さと速さを備えるDF星キョーワァンを攻・守の軸に、FW室町仁紀は「今年は例年になく調子がいい」。秋田浩一監督は「ディフェンス力は少しずつついてきた」と成長を感じ取る。
 皇杯は1回戦からJクラブとの対戦。学生らしく運動量で上回れるか。中原は「自分たちのサッカーを徹底して、風穴を開けられるよう頑張りたい」と話す。