かつて日本フットボールリーグ(JFL)に所属した岡山アマチュアサッカー界の盟主。岡山社会人予選と岡山県代表決定戦では計4戦で15得点、2失点と強さを見せつけた。
 JXTGエネルギー水島との〝水島ダービー〟となった県代表決定戦決勝は2―0で勝利。序盤は苦しみながらも持ち味の堅守で徐々にペースをつかんだ。攻撃が機能し始めた後半に猛攻を仕掛け、最終的には23本ものシュートを浴びせた。
 システムは4―4―2。MF山下聡也らが分厚いブロックを築き、2トップの宮沢龍二と高瀬翔太が絶妙なコンビネーションで得点を量産する。パスセンスに優れる宮沢は、決勝で厳しい体勢になりながら正確なパスを送り、試合を決定づける1点につなげている。鋭いスピードでゴールに迫る高瀬も相手にとって脅威となる。
 昨秋の全国社会人選手権で岡山勢として悲願の初優勝を果たした。大きな自信を胸に臨む天皇杯では「他県の強豪から多くのことを吸収したい」と菅慎監督は言う。名高いJクラブとの対決を心待ちにしている。