第22回和歌山県サッカー選手権大会はアルテリーヴォ和歌山が決勝でCLASSICSに4-0で勝利し、9年連続9回目となる天皇杯出場を決めた。
 就任3季目となる坂元要介監督は「攻撃の形にこだわっていく。このチームに、守ってカウンター(アタック)は合わない。昨年はJFL昇格を目指す中で『もう少し』というところまでは行けた。今年はそこを突き詰める」と方針を掲げており、スピードや運動量に優れた攻撃陣を生かすべくチームづくりを進めている。
 主軸となるのはGK嘉味田隼、DF寺本健人、MFの高瀬龍舞、白方淳也、FW角島康介ら。キャプテンを務める白方は昨季の関西1部リーグMVPで、同じくリーグ戦得点ランキング2位で最優秀新人賞も獲得したFW澤野康介と共にチャンスに絡む。白方は「(スタイルの)根本は昨季から変わっていない。ボールを意図的に動かして、ゴール前でアイデアを発揮する」と意気込みを語っている。
 出場した過去8年間の天皇杯で勝利したのは2012年度のみ。5年ぶりの初戦突破を目指して「上のカテゴリーのチームに対して個人ではやられることが多くても、11(人)対11(人)で勝つための工夫や共通意識は持てる」(坂元監督)と組織で立ち向かう。

(フリーライター 雨堤俊祐)