2014年から日本フットボールリーグ(JFL)で戦うヴァンラーレ八戸は今シーズン、元日本代表の闘将・柱谷哲二氏を指揮官に迎えた。
 開幕戦から4連勝、負けなしの余勢を駆って臨んだ青森県大会決勝は、同じJFLでJ3昇格を懸けてしのぎを削るラインメール青森と対戦。序盤から相手の果敢な攻めに苦しめられたが、FW井上翔太郎とFW村上聖弥の2トップが息の合った攻撃を仕掛け先制点をもぎ取った。ピッチ上には終始強風が吹き荒れ、ボールコントロールが難しい状況が続いたが、ラインメールを1─0で下し、6年連続7回目となる本大会出場を決めた。
 今シーズンから主将を務めるDF須藤貴郁は「天皇杯はチームの力を試す機会。Jリーグのチームを倒せるように準備したい」と力を込める。初戦は同じJFLの奈良クラブとの対戦が決まったが、ヴァンラーレは過去2大会、初戦で敗れ涙を流している。「勝つためにベストを尽くすだけ」。柱谷監督は静かに闘志を燃やす。