6月の第27回長崎県サッカー選手権決勝で、九州リーグの三菱重工長崎に3-0で快勝。県リーグ6連覇中の社会人チームが初の大舞台に挑む。
 FWの深町、馬渡、上野を軸にした攻撃力が持ち味。決勝は身長186センチの上野がヘディングで2ゴール1アシスト、深町、馬渡のドリブル突破も光った。DFの中原と風浦は、精度の高いクロスやFKで好機を演出。MF福田、上田らが中盤でプレッシャーをかけ、ゴール前で有川らDF陣、GK東川が体を張った。各自で走り込み、強化してきた走力も攻守で生きた。
 県リーグ1部の強豪だった三菱電機長崎が8年前に今の名称に変更。会社員や公務員らさまざまな職業の選手たちの集まりだ。サンフレッチェ広島ユース出身で監督兼選手のMF安武、長崎日大高時代に全国選手権に出場した深町らがけん引する一方、全国経験がない上野らも活躍。主将の有川は「失うものは何もない。楽しんでやりたい」と本番を楽しみに待つ。