永井謙佑(J1名古屋グランパス)らJリーガーを多く輩出する伝統校。福岡県選手権大会の決勝で九州共立大を破り、6年連続31回目の出場を決めた。
堅守速攻のチームを昨年J1鳥栖の特別指定選手だったDF中島大貴(4年・筑陽学園)とGK永石拓海(3年・高川学園)が束ねる。190センチの中島は空中戦が得意。永石は守備範囲の広さとセービングに自信がある。
 攻撃陣では有望な1年生が多い。FW前田翔吾は1998年度大会で横浜フリューゲルスの一員として優勝した前田浩二氏の長男。父と同じ鹿児島実高出身で、190センチの長身を生かしたポストプレーが持ち味だ。同高出身のFW大下翔やFW梅田魁人(高川学園)も能力は高い。
 今年は主力のけがに泣かされてきたが、乾真寛監督は「ベストメンバーを組めれば面白い」と期待する。2009年度にJ2水戸ホーリーホックを、11年度にはJ1大宮アルディージャを撃破。初戦でJ2ギラヴァンツ北九州に挑む今年も“金星”を狙う。