前身は1953年に教員を中心に創立した広島教員クラブ。今季就任した広田将久監督の下、課題だった守備を整備して2年ぶり3度目の出場をつかんだ。
 「外から見ていて、約束事がないように感じた」(広田監督)という守備は、全体のバランスやカバーの優先度を意識させることで改善。センターバック松岡祐介を中心に堅い守りを取り戻し、中国サッカーリーグで2位につける。
元J1サンフレッチェ広島の篠原聖主将が攻守の要。篠原とダブルボランチを組む吉木健一は、失点の芽を摘むカバーリングを得意とする。サイド攻撃が軸だが、横井恵一や山田帆久斗ら攻撃陣は俊足で、押し込まれる展開ではカウンター攻撃に集中するなど、臨機応変に対応できる。
 2年前は一回戦敗退。初戦でJ2愛媛FCに挑む今大会は、前から積極的にボールを奪いに行く「攻める」守備で、勝利を目指す。