昨季から今季にかけて約半数の選手が入れ替わり、就任2年目を迎える坂元要介監督は「昨季と比べて、まだ6割くらい」と現状を語る。連係面が発展途上な一方、走れる選手が増えたことで前線からプレッシャーを仕掛ける場面は増加。関西1部リーグでは首位を快走し、目標であるJFL昇格へ歩みを進めている。
 チームの軸となるのはトップ下で好機に絡むMF白方淳也や、中盤の底からパスを供給するMF高瀬龍舞。FW澤野康介もリーグ戦11試合で10得点を挙げている。また、左サイドから攻撃参加を繰り出すDF鈴木翼は、1回戦の対戦相手となるモンテディオ山形の育成組織出身。「和歌山で試合に出続けて成長した姿を、山形のサポーターに見てもらいたい」と古巣対戦を心待ちにしている。
 8年連続8回目となる本大会出場。Jクラブとの対戦に向けて坂元監督は「器用なチームではないので、やってきたことがどれだけ通用するのか。思いっ切りやりたい」。主将の白方も「いい試合をして、和歌山県内だけでなく全国的にもアルテリーヴォの知名度を上げたい」と意気込む。

(フリーライター 雨堤俊祐)