オーストラリア代表は25日の準決勝でアルゼンチンと対戦するが、SOマット・ギタウは複雑な気持ちでアルゼンチンのフアンマルティン・エルナンデスと対決する。

準々決勝のウェールズ戦が代表100試合目となったギタウは21日、エルナンデスについての質問に「彼は美しい男。トゥーロンでは常にそう言ってきた」と笑みを浮かべた。

両選手はフランスのクラブ、トゥーロンのバックスで絶妙のコンビを組んできた。ともに33歳の2人はことし5月にトゥイッケナム競技場で行われた欧州ラグビー・チャンピオンズカップ決勝でも華麗なプレーを披露。チームが初代王者になる原動力となった。

トゥーロンでの友人も準決勝では敵味方に分かれて対戦するが、ギタウは「魔術師」の異名を持つエルナンデスの卓越した才能に称賛を惜しまない。

「フアンマルティンは非常に高い技術を持ち、タフな選手だ。ディフェンス能力も高く、チームにかなりの安定感を与える。彼とのプレー、特に重要な試合でのプレーがどんなものか知っている。非常に優秀な選手だ。自身のプレー、ほかの選手にできないことにも自信を持っている」

今大会のエルナンデスは爆発的なプレーを披露する機会が少なく、フアン・イモフやサンティアゴ・コルデロといった新鋭の引き立て役になっている面はある。だが、ギタウはアルゼンチンがことしの4カ国対抗戦で初めて南アフリカを破るなど、チームが向上していく中でエルナンデスが重要な役割を果たしていることも知っているだけに、警戒を怠らない。

「アルゼンチンはボールを動かすのが得意だ。バックスリーは非常に危険であり、FW陣も強力だ。チーム全体が素晴らしい。独自のスタイルも持っている。自信を深めていることも考えれば、非常に手ごわい相手だ」

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