ニュージーランドのCTBコンラッド・スミスは、24日の準決勝で南アフリカと戦い、両チームが築き上げてきたライバル史に新たな1ページを加えることに胸の高鳴りを感じているという。

34歳でスーパーラグビー「ハリケーンズ」の主将も務めるスミスは、南アフリカとの戦いはチームにとって“究極の代表戦”になると信じている。そして、双方が互いに深い敬意を抱いているライバル関係であると強調する。「彼らは特別な対戦相手であり、特別なライバル。私はアパルトヘイト時代に育ったから、当時の相手はオーストラリアだった。しかし今は南アフリカが帰り咲いた。往年のようにね。それも最高のライバルとなって」

オールブラックスは多くの対戦相手と良い関係を築いてきているというが、南アフリカが他チームと違う理由はその姿勢だという。「試合に対してのリスペクト(深い敬意)が違う。だからこそ、試合終了2分後には握手を交わし、ピッチの外へ出れば会話ができる」とスミス。「いつだって彼らと戦う時は特別だが、それが準決勝となればさらに特別なものになる」と大一番への期待を込めた。

試合は接戦で肉弾戦になるとスミスは予想する。準々決勝フランス戦のように強烈で流れるような試合展開での快勝(63−13)を再現することは難しいと自覚している。だからこそ、オールブラックスの選手たちはこれまでの勝利は過去のものとし、今週末の戦いに集中しているのだという。

「乗り越えなければならない壁がある。南アフリカとはいつも接戦になる。今回も例外ではないだろう。彼らのここまでの戦いは目を見張るものがあり、個々の選手も素晴らしい。前回のラグビー・チャンピオンシップ(南半球4カ国対抗)では勝ったが、勝ち方に納得はしていない。とてもいいフィジカルな試合を戦うことになるだろう。ここまでの彼らのプレーは、セットピースではフランスより上手だと見て取れた。こちらのディフェンスは相手以上のプレーで押さえ込まなければならない」と警戒を強めている。

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