ニュージーランド代表のスティーブ・ハンセン監督は18日、方針を変えなければ北半球のラグビーに未来はないと警告した。

1987年にラグビー・ワールドカップ(W杯)が初開催されてから、南半球のチーム以外で優勝したのは2003年のイングランド代表のみだ。

ハンセン監督は2年間、ウェールズの指揮を執った経験があり、オーナー主体のクラブチームとウェールズ・ラグビー・ユニオンの間の壁を経験している。「壁」が邪魔をしているのはイングランドでもフランスでも同じことだ。ニュージーランドは17日の準々決勝でフランスに勝利。すでにイングランド、ウェールズも敗退していることもあり、ハンセン監督は口を開いた。

フランスの現状、そしてフランスのプロリーグ「トップ14」とフランス・ラグビー協会の問題を問われると「同じ見解を持っているべきなのに、そのようには思えない」と指摘した。

「同じ目標へ、同じ考えを持って向かう必要がある。トップ14には多くの外国人選手がいて、フランス人選手の多くは試合に出て成長するチャンスがなくなっている。私の国ではないし、多くを言うべきではないと思うが。世界レベルで成功したいのならば、みんなが一つにならなくてはいけない」 

トップ14、そしてイングランドのプレミアシップ、ウェールズ、スコットランド、アイルランド、イタリアが所属するプロ12では年々、外国人選手の数が増えている。

ハンセン監督は「イングランドでは、サッカーで世界最高のプレミアリーグがあり、最高の選手がリーグでプレーしている。でも、代表チームには何も反映されていない」と警告。その上で「われわれの国では、システムがうまくいっている。ラグビーに関わる全員が同じ意見で、国際的なラグビーもサポートしたいと思っている」と説明した。

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