ウェールズは南アフリカに対し、前半終了時を含み、試合中3度のリードを奪っていた。南アが唯一挙げた後半35分のトライが、決勝トライとなった形だが、前半からペナルティーを取られ、キックで点を稼がれたのが痛かった。

ウォーレン・ガットランド監督は「点を取るのに苦しむ中、簡単に(PGで)3点ずつ与えたのはがっかりだった」と発言。フランカーのサム・ウォーバートン主将も「前半、PGで計12点を取られたことが、もったいなかった。(唯一の)トライ以外、うちのトライラインが脅かされる場面などなかったし」と悔しがった。

「もったいない場面」は序盤にもあった。ウェールズのWTBジョージ・ノースが左コーナーで大きくゲイン。それを受け、チームがボールを右に展開し、ラストパスが渡れば先制トライだった。しかし、プロップのゲシン・ジェンキンズが186㌢のCTBタイラー・モーガンのはるか上を行く痛恨のパスミス。オーストラリアのディフェンスがついていけてなかっただけに悔やまれる。

大会序盤、宿命のライバル・イングランドに劇的勝利を収め、地元チームを1次リーグ敗退に追い込んだウェールズ。第1回大会と前回大会の2度、ワールドカップで準決勝進出を果たしており、今回はその先を目指していたが、過去2度優勝の南アに対して最後は勝ち切れなかった。

提供:RNS hn/hh