8度目のワールドカップ(W杯)出場のアイルランド代表は18日、初の準決勝進出を目指し準々決勝でアルゼンチン代表と対戦する。主力がけがで多数欠場するが、ジョー・シュミット監督は自信満々だ。

選手生命に関わる太もも裏のけがのため守護神ポール・オコネル主将が離脱し、ピーター・オマホニーとジャレド・ペインもそれぞれ膝と足の負傷のため欠場。さらにショーン・オブライエンは出場停止処分を受け、世界トップレベルのSOジョナサン・セクストンが脚の付け根の負傷のため欠場する。極めて厳しい状況に追い込まれているアイルランドだが、会場となるカーディフのミレニアム競技場に集まるであろう大観衆は、シュミット監督の手腕とチームの底力、そして熱狂的な応援によりチームが勝ち進むことを期待している。

1次リーグD組最終戦でフランスを破った試合のアイルランドは、活力と力強さが際立っていた。「先週から何人かのけが人が出てしまったが、今のメンバーには手応えがある。大きな挑戦だということも、相手が強いことも承知している。ただ、選手たちは自信を持っているので、役目を果たしてくれると思っている」とシュミット監督は勝算ありげだ。

直近5度の対戦ではアイルランドが全勝しているが、2007年大会の1次リーグでは15−30で敗れた苦い経験もある。アルゼンチンはトップレベルの国ではここ数年で最も成長したチーム。スクラムだけではなく、強力なFW陣や才能豊かなWTBやCTBをそろえ、相当に強力な相手だ。「アルゼンチンは前列から後列まで能力が高いので手ごわい。あのチームはいいね。特にWTBとFBは本当にわくわくさせられる」とシュミット監督。「こちらは集中して試合に取り組まないといけないが、選手たちを完全に信頼している」。セクストンに代わっては、フランス戦で見事に代役を果たしたイアン・マディガンが先発し、闘志あふれる若手イアン・ヘンダーソンがオコネルの穴を埋め、23歳のパディー・ジャクソンがSOの控えに入る。

ニュージーランド相手に善戦したアルゼンチンは、1次リーグC組ナミビア戦から10人の選手を入れ替えてアイルランド戦に臨む。

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