【オーストラリア】

最も安定したチーム。フィジー戦では力を誇示し、ウルグアイ戦では控えチームを起用して痛めつけた。イングランド戦では相手本拠地のトゥイッケナム競技場を乗っ取るばかりの快勝で、ウェールズ戦でも同じ「要塞」で守りきった。マイケル・チェイカ監督が率いる攻撃的で闘志にあふれ、技術的に優れた集団だ。

注目選手

SOバーナード・フォーリー。大会前はキックでも攻撃面でも、むしろ弱さを指摘されていたが、前評判を完全に覆した。「アイスマン」のニックネームにふさわしく、数々のPGを正確に決めた。特に、開催国イングランドを敗退に追いやった試合では、トライも挙げ、活躍が際立った。

最高の瞬間

ウェールズ戦。2人少ない13人で3度トライを阻止するなど、相手の猛攻撃を抑えきった後半の7分間はまれにみる守備の極致だった。「精神的にとても疲れた」とアダム・アシュリ—クーパー副主将は話したが、王者の気概が遺憾なく発揮された場面だった。

最低の瞬間

イングランド戦を数日後に控え、人気のナンバー8、ワイクリフ・パールーと大型ロックのウィル・スケルトンが離脱したとき。チーム全体が喪失感を味わった。

ベストコメント

元イングランド代表のクライブ・ウッドワードにオーストラリア代表は決して賢いチームではないと指摘され、チェイカ監督は「ウッドワード氏は正しい。私は高校の成績表で500のうち300しか取れなかった。母親はもっと勉強するように言っていたが、私は何とか卒業できた。まぐれだったんだろうね」と応じた。自らが成功したビジネスマンで、百万長者だということは触れなかった。

予想

わくわくさせるチーム。今大会では最も好調で、その好調さを今後の試合でもプレーで示し続けるかどうかがポイントになる。スクラムは素晴らしい。ポーコック、マイケル・フーパー、スコット・ファーディーはFW第3列に不可欠な存在で、フォーリーとマット・ギタウはゲームメーカーとして輝いている。イズラエル・フォラウも何かやりそうだ。

提供:RNS ic/js/ej/jh/kf