【フランス】

格下相手に軽く3勝した後、3人を負傷で欠いたアイルランドにパワーで押され完敗した。限界をさらしたかのようにも見えるが、相手がニュージーランドとなると一気にギアが上がるのが“ル・ブルー”。07年、11年大会の対戦結果からもそのことは明らかだ。

注目選手

格下相手にはかつての輝くような才能を披露していたフレデリク・ミシャラクだったが、難敵のアイルランド戦ではミスを連発。この大一番で国民の期待を背負うのは、アイルランド戦でも奮闘した主将のティエリ・デュソトワールになりそうだ。カーディフでの準々決勝という同じ舞台だった2007年の大会で、オールブラックスに38タックルを浴びせているが、今回も同レベルのパフォーマンスが不可欠となる。

最高の瞬間

前回大会では代表から漏れ、8年ぶりのW杯出場となったとなった初戦のイタリア戦では試合を完全にコントロールして19得点。トゥイッケナムでミシャラクが披露したパフォーマンスは、華やかなデビューだった03年大会当時を思い起こさせた。

最低の瞬間

アイルランド戦の序盤でPGを外し、ロブ・カーニーの突破を止められずにリードを許したミシャラク。チームを劣勢に追い込んだ出来の悪さは、イタリア戦とは天と地の違いだった。

ベストコメント

オールブラックスの伝説的プレーヤー、ダン・カーターは、宿敵との一戦を前に「それまでの調子や勢いはフランス相手には関係ない。彼らはある週はひどくても、次の週は素晴らしいことがある。オールブラックスと戦うのを何よりも好み、持っているもの全てを出し尽くして戦う」

予想

ここ6年で8連敗している相手ではあるが、フランスには強力なFW陣、ルイ・ピカモールの曲芸のようなプレー、優れた主将デュソトワールの存在があり、華麗なプレーで試合を決められるCTBウェスレ・フォファナという武器もある。

提供:RNS ic/svw/mn/kf