けがから復帰した南アフリカのベテランプレーヤー、ビクター・マットフィールド(38)は、17日の準々決勝ウェールズ戦でプレーするかどうかが注目されていたが、登録メンバーに彼の名前はなかった。

今大会に出場するために現役復帰したマットフィールドだったが、9月26日のサモア戦で負った太もも裏の故障で戦線離脱を余儀なくされ、ルードベイク・デヤーヘルに出番を譲った。そのデヤーヘルは、見事に代役を果たしただけでなく、今大会の最多タックル数51で暫定首位に立つマイケル・リーチ(日本)とフランチェスコ・ミント(イタリア)へあと1に迫る大活躍。マットフィールド不在の間に、エベン・エツベスとの強力なコンビを築いてきた。長年にわたってチームを支えてきた主力選手に対し、デヤーヘルは喜んでマットフィールドにポジションを譲ると語っていたが、14日にマイヤー監督が発表したウェールズ戦の登録メンバーには、生きのいい新コンビが名を連ねた。

マットフィールドが登録メンバーから漏れたことを、22歳のデヤーヘルは「彼(マットフィールド)から多くのことを学んできたから、今回の選考をメンバー争いとは考えていない」と述べ、大先輩を温かく迎え入れるつもりでいる。

「私は闘志をみなぎらせ、野心を胸に抱いて試合に臨む。それは僕らが若くて、そうすることしか知らないからだ。先輩たちはチーム全体、そして僕たちに指示を出すから、僕らはそれに従うだけ。彼らとプレーするのは素晴らしいことだ」とデヤーヘルは言う。

チームのベテラン選手の一人、スカルク・バーガー(32)はマットフィールドが復調したことを喜ぶ一方、デヤーヘルとエツベツのチームへの貢献についても高く評価する。「彼(マットフィールド)は最も有名なロックでFWだから、これまでのチームへの貢献については言うまでもない。どんな立場であろうと彼の経験は大いに役立つが、いまの若いロックのコンビが悪くないというのは言うまでもないことだ」。大ベテランを控えに追いやった若手を賞賛している。

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