100キャップの節目を迎える選手が、今大会続出しそうだ。

ニュージーランド代表のマア・ノヌーが9日のトンガ戦で100キャップ目を獲得すると、翌日にはスコットランド代表のショーン・ラモントがサモア戦で節目を迎えた。今週末、更に3選手、オーストラリア代表のスティーブン・ムーア主将とCTBマット・ギタウ、そしてウェールズ代表のロック、アルンウィン・ジョーンズが準々決勝戦に出場し、大台に乗りそうだ。

どの選手も、100試合も出ることをあらかじめ、予想してデビューしたわけではなかっただろう。ギタウの場合、2試合目のチャンスを与えられたこと自体驚きだったという。

今や大黒柱のギタウだが、トゥイッケナム競技場で行われた2002年11月、イングランド戦でのデビューは苦いものだった。

「デビュー戦をもちろん覚えている。1点差の31−32で負けた。8分を残した時に出場したが、相手プレーヤーの1人がスクラムからボールを受け取り、僕のタックルを突破したんだ。自分の今までのミスを考えるとき、あのときのミスが突出して記憶に残っている」とギタウは話した。

当時のオーストラリア代表のエディー・ジョーンズ監督は、いいプレーに1点の加点、悪いプレーには1点の減点をするという採点方式を導入していたという。「僕だけがマイナスだったと思う。マイナス4か、何かだったと思う」とギタウ。

「あの試合以降、100試合に出られるとは全く思わなかった。1試合以上にも出られるとは思わなかった。一度でも国歌斉唱し、友人や家族、そして国を代表できることはとても特別なことだ。今まで与えられた機会に感謝したい」

チームメートで主将のムーアも節目を迎えるが、個人的な記録よりもスコットランドとの準々決勝に目を向けている。

「過去と比べて違うのは、もっと髪があったことかな」とムーア。光り輝く頭部はウェールズ戦の傷で痛々しい。「われわれは準々決勝を控えていて、プレーする目的はそれで十分だ。個人的な記録というのは恐らく、引退したときに考えることだろう」

提供:RNS ic/svw/jh/hh