フランス代表の選手たちは、これまでのワールドカップ(W杯)でフランスがニュージーランドから歴史的な2勝を挙げたが、努力なしに同じ結果が得られるとは思っていない。

フランスは11日、9−24でアイルランドに敗れた。フィリップ・サンタンドレ監督率いるチームは1次リーグD組の首位通過を逃したため、ベスト4に勝ち上がるには17日、カーディフで行われる準々決勝でニュージーランドを破る「歴史」を再現しなければならない。

8年前、同じカーディフの競技場でニュージーランドと対戦した。ニュージーランド有利と予想されたが、フランスは自分たちのリズムをつかみ、20−18で勝利。開催国ながら、異国の地での敗退を阻止した。(フランス大会はウェールズ、スコットランドでも試合を開催。準々決勝1試合はカーディフのミレニアム競技場で行われた)

「準々決勝になると、容易な相手などいない。しかし簡単な道をわれわれは選ばなかった。重要な試合になるだろう」とCTBマチュー・バスタロー。「回復に努め、体調を整え、改善点を考えなければならない」

印象深い勝利は1999年大会の準決勝。ニュージーランドに10−24から逆転し、43−41で勝った。もちろんニュージーランドは87年、2011年大会の決勝でフランスを破ったと念を押すだろう。しかもニュージーランドは今大会、負けなしだ。

WTBブリス・デュランは「相手の対策を考えながら、自分たちの試合でどこを改善するのか、見定める必要がある。アイルランド戦では対処法を見つけことができなかった。オールブラックス(ニュージーランド代表)を破るには必要なこと。彼らはどんどん調子を上げている。われわれも状態を上げなければならない」と指摘した。

フランスに有利な点は、サンタンドレ監督がニュージーランドの攻略法を知っているということ。ニュージーランド相手に2勝0敗を記録した1994年に主将を務めた。その2勝目は「地球の果てからのトライ」と呼ばれたサンタンドレの長距離トライが決め手となった。

サンタンドレ監督は「W杯の歴史は不可能なことがないと証明している。われわれの最高の試合を見せなければならない。多くの選手にとって人生最大の試合となるだろう」と決戦を前に気を引き締めていた。

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