18日の準々決勝では、スコットランド代表のWTBショーン・メイトランドとオーストラリア代表SOクエイド・クーパーのいとこ同士の対決が実現するかもしれない。

 2人はニュージーランド北島ハミルトン市の南にある小さな町トコラで育った。

最後に直接対決したのは、エディンバラでオーストラリアがスコットランドを21−15で破った2年前の試合(写真)だ。

その際、メイトランドは小学校のとき、椅子を持ったクーパーに追いかけられた思い出話を披露した。

当時、クーパーは快速のいとこに追いつくことはできなかったというが、18日、トゥイッケナム競技場で行われる準決勝の際、メイトランドはクーパーと近況を話すことできることを楽しみにしている。

27歳のメイトランドは椅子事件を振り返って「ふざけたことをやる、やんちゃな6歳だった。(18日に)会えるのが楽しみだ」

19キャップのメイトランドは父親がグラスゴー出身。スコットランド代表になってから3トライを挙げた。

18日はスコットランドにとって、7度目のワールドカップ準々決勝になる。そのうち、ベスト4に進んだのは1991年大会の一度だけ。その大会は準決勝でイングランドに6−9で敗れ、3位決定戦でもニュージーランド負けて4位に終わった。

今大会のオーストラリアは、「死のA組」でウェールズとイングランドを抑えて首位通過した優勝候補。メイトランドは「彼らは好調だ。大きな挑戦になる」と警戒した。

スコットランドにとって、オーストラリアの守備をどう崩すかが課題になる。10日の試合で、オーストラリアはイエローカードで2人少ないにもかかわらず、ウェールズのすさまじい攻撃を抑えた。

「南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリアといったチームや、北半球の強いチーム相手には、いちかばちかでやる必要がある。相手はわれわれのサモア戦を分析し、勝機があると思っているだろう。ただわれわれも相手を分析している」とメイトランド。「どのチームも完璧ではない。われわれの守備コーチも攻撃コーチも、オーストラリアに勝つ戦略を立てようとしている」

前回の2011年大会でスコットランドは1次リーグ敗退に終わった。今回ベスト8に入り、プレッシャーは少なくなったかとの質問に「全くそんなことはない。常にプレッシャーはある」と応えた。

「これからは一発勝負なので、何でも起こり得る。勝てば準決勝だ」。いとこがいる強敵オーストラリア戦に向けて、闘志を燃やした。

提供:RNS st/ej/jh/hh