アイルランドは1次リーグD組最終戦でフランスを24−9で下し、準々決勝でニュージーランドと対決することを回避できたが、その代償は大きかった。SOジョナサン・セクストン、ポール・オコネル主将、そしてフランカーのピーター・オマホニーをけがのため試合途中で失ってしまったのだ。3人が次戦(アルゼンチン)で起用できるかどうかは診察の結果を待たねばならないという。

セクストンは前半12分と前半18分にPGを決めたが、その後25分にあばら骨を痛めて退場。オコネルも前半終了間際に太もも裏側の損傷のためストレッチャーで運ばれた。後半に入って、オマホニーも抜けた。ただ3人の主力選手を欠いたものの、後半のロブ・カーニーとコナー・マレーによるトライや、セクストンに代わって入ったイアン・マディガンによる計8得点の活躍もあって、チームはなんとか勝利を収めることができた。「代わりに入った選手が素晴らしい仕事をしてくれた」とアイルランド代表のジョー・シュミットは振り返った。「パフォーマンスをとても誇りに思っている。大きな挑戦となった試合に向け、選手もチームも準備を整えていたが、ジョニー(ジョナサン)を序盤に失い、オコネルを前半で、そして次にオマホニーを失ってより厳しい状況になった。この3人で200キャップ以上分の損失だった」

一方、前回大会準優勝のフランスはモルガン・パラがPGを決めて5点差に詰め寄る場面もあったが、ミスやターンオーバーが響いた。「前半は劣勢ながらもまだ試合になっていた。しかし後半は、ラックで圧倒されてしまった。セットプレーでボールを取ることが難しかった。最後の20分間、正しい判断をできない状況になってしまった」とフィリップ・サンタンドレ監督は分析した。「この敗北を克服し、オールブラックとの対戦に向けて準備を始めないといけない。特にセットプレーの改善が必要だ。厳しいが、まだ何も終わっていない」と気を引き締めた。

フランスは17日にニュージーランド、アイルランドは18日アルゼンチンと対決する。

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